2007年 06月 27日

エクイティファイナンス、上半期7割減・敵対的買収の増加警戒

敵対的買収の増加を背景に、浮動株が増えるエクイティを敬遠するムードが強まったほか、金利の上昇を見越して普通社債(SB)の発行を前倒しする動きが相次いだ。
http://www.nikkei.co.jp/news/past/honbun.cfm?i=AT2D25017%2026062007

(CFOならこう読む)
現在日経225銘柄のPERが約20倍となり、
妥当な水準の上限に近づきつつあります。
株価が割高となった段階で第三者割当増資を実施し、
割安となったところで自社株取得を行うのが財務戦略の常識です。

そうすると、多くの企業は今こそエクイティファイナンスを行うべきときでしょう。
最適資本構成を追求する中で今は社債で資金調達すべき
であるという判断は十分にあり得るとは思いますが、
記事にあるように敵対的買収の増加を背景に、
浮動株が増えるエクイティファイナンスを敬遠するムードが強くなったということなら、
その会社の経営陣は全く企業価値を志向していない証左であると見られても
仕方がないところだと思います。
いずれにしても常に説明責任を問われる時代であることはくれぐれもお忘れなきように。

by yasukiyoshi | 2007-06-27 08:27


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