吉永康樹の CFOのための読みほぐしニュース

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2007年 07月 06日

ブルドック防衛策、高裁判断焦点に・スティール、TOB続行

東京高裁が地裁判断を覆しスティールの主張を認めない限り、防衛策が発動されることになった。
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20070705AT1D0407Y04072007.html

(CFOならこう読む)
昨日5日が新株予約権の権利落ち日なので、株価がどう動くかが注目されました。
前日終値1479円から寄り付きは400円と大きくさげましたが、
終値は1365円と大きく戻しました。
理論的には4分の1に希薄化するはずなので、
1365円をどう説明すれば良いのか難しいところですが、

「高裁の差し止めを期待してサヤ取りに来ているのだろう」(中堅証券商品部長)
といった声が出ているほか、

「スティールがTOB(株式公開買い付け)続行を表明しているので、
そのあたりで買い安心感も多少あるのではないか」(地場証券支店長)
といった声が聞かれたとのことです。

しかし、高裁の差し止めの可能性はかなり低いと思いますし、
スティールがTOBを続行するにしても、TOB価格は希薄化後のものに
修正されるはずなので、私には市場が何か勘違いをしているとしか思えません。

by yasukiyoshi | 2007-07-06 09:00 | M&A


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