吉永康樹の CFOのための読みほぐしニュース

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2007年 08月 18日

東京円:一時111円台 1年2カ月ぶりの円高・ドル安

米国の低所得者向け住宅ローン(サブプライムローン)問題に端を発した信用不安は、急激な円高・株安により、企業収益や個人消費など実体経済への悪影響が心配される事態になってきた。
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070818k0000m020087000c.html

(CFOならこう読む)

私がこのブログで予測した通りの展開になっています。
あわててリスクヘッジに走る会社もあると思いますが、
落ち着いて対応することをお勧めします。

1ヶ月 円・ドル ボラティリティ(%)は22.5%(前日13.6%)と
99年1月以来の水準となっています。

ボラティリティはリスクの価格を表すので、
今リスクヘッジ目的の金融商品を買うと高くつきます。
これはクーポンスワップであってもゼロコストオプションであっても同じことです。
ここは少し様子を見た方が良いでしょう。

いずれにしてもバブルははじけました
バブルに乗って為替証拠金取引等に手を出した個人投資家は
大きな痛手を負ったことでしょう。

by yasukiyoshi | 2007-08-18 09:09 | 為替


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