吉永康樹の CFOのための読みほぐしニュース

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2007年 09月 25日

日興コーディアルが部店長会議、シティとの連携確認

日興コーディアル証券は22日、秋季部店長会議を都内で開催した。親会社となったシティグループ・ジャパン・ホールディングスのダグラス・ピーターソン最高経営責任者(CEO)も出席。シティと日興の連携を進めることを改めて確認した。
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20070924AT2C2200Q22092007.html

【CFOならこう読む】

シティグループ元会長のサンディ・ワイルの自伝「サンディ・ワイル回顧録(日本経済新聞社)」を読みました。サンディ・ワイルは27歳で全財産3万ドルを投げ売って証券会社を創業し、以後小が大を飲み込むM&Aを繰り返し、世界最大の金融機関であるシティグループを創り上げました。

サンディが重視したのは顧客への多様なサービスの提供、それを可能にする堅牢な管理システムの構築、安定したバランスシート、そして株主価値の創造です。これはM&Aを考える全ての経営者が参考にすべきものです。ただ単に大きくなることを志向しても、たいてい失敗するのはこれを支える管理システムやM&A後のボラティリティを吸収できるだけの自己資本の存在が軽視されるためです。

シティグループの世界戦略もサンディの考え方で推し進められるものと考えられます。シティのプライベートバンキング業務とリテールに強みを発揮する日興との組み合わせから、どのようなシナジーが生まれるのか非常に興味をそそられるところです。

by yasukiyoshi | 2007-09-25 08:40 | M&A


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