吉永康樹の CFOのための読みほぐしニュース

cfonews.exblog.jp
ブログトップ | ログイン
2007年 11月 05日

米シティ:CEOが辞意表明へ、緊急役員会で追加評価損検討も-報道

11月3日(ブルームバーグ):米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は2日、米銀最大手シティグループのチャールズ・プリンス最高経営責任者(CEO)が辞意を表明する見通しだと報じた。トップの引責辞任は大手金融機関の間で広がる様相を見せている。
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003009&sid=aycw.UfBMKhQ&refer=jp_home

【CFOならこう読む】
サブプライム問題は、SPCを使った損失飛ばし疑惑に発展しそうです。

米大手金融機関が運営する「SIV(ストラクチャード・インベストメント・ビークル)」と呼ばれるSPCが米国では簿外とされることを利用した「飛ばし」疑惑が浮上しているのです。

ウォールストリートは、シティにすでにSECが調査に入っていることを報じています。先週末の金融株式は、決算への不振から全面的に売られ、シティの株価は11月2日、日興との株式交換の下方限度である37ドルを割りこむ事態となっています(11月2日終値は37.730ドル)。

証券化商品の会計処理は不透明で、取引量が少なく時価の把握が難しいため、会社の推定で評価額を左右できてしまうことから、その価格を「市場価格」ならぬ「神話価格」とウォーレン・バフェットは揶揄しているそうです(日経金融新聞11月5日 1面)

それでは、不透明さいっぱいの日本の株式市場が決める価格を、私は「オッパッピー価格」と呼ぶことにします。
その心は、“特に意味はありません”です。

【リンク】
Bloomberg.com:Citigroup Inc
http://www.bloomberg.com/apps/quote?ticker=C:US


by yasukiyoshi | 2007-11-05 08:05 | 会計


<< 株式交換比率の決め方―日本製紙...      外国企業の買収―GCAのケース... >>