吉永康樹の CFOのための読みほぐしニュース

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2008年 02月 14日

2月の新規株式公開 半減

株式相場の低迷で新規株式公開(IPO)への逆風が強まっている。資金調達が難しくなるとの見方から上場を延期する企業もあり、2月のIPOは9社と前年同月比で半減する。直近上場企業の株価もさえない。今年のIPO数は2000年以降で最低だった昨年の121社を大幅に下回る公算が大きい。
(日本経済新聞社2008年2月14日 16面)

【CFOならこう読む】
13日に東証二部に上場したニホンフラッシュの初値は公募・売出価格の800円を8%下回る740円でした。終値はさらに683円まで下がりました。2月1日にマザーズに上場したデジタルハーツはの初値は公募・売出価格の185,000円を大幅に上回る430,000円でした。しかし昨日(2月14日)の終値は330,000円と初値から24%下げています。

ただしこの水準でもPER(2008年3月期予想ベース)は33.8倍なので、それなりに市場の評価は高いと言えます。市場環境は確かに悪いのですが、評価される会社は評価されますし、IPOはゴールでも何でもなく、資本市場にアクセスするためのチケットを手に入れるというだけの一つの通過点に過ぎないので、今IPOの準備をされている会社は、あれこれ考えず当初のスケジュール通り粛々と進めて行くことを私はお勧めします。

【リンク】
(株)デジタルハーツ 【マザーズ:3620】
http://quote.yahoo.co.jp/q?s=3620.t&d=c&k=c3&a=v&p=m25,m75,s&t=3m&l=off&z=m&q=c&h=on


by yasukiyoshi | 2008-02-14 08:25 | IPO


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