2008年 06月 28日

荏原製作所、株主総会で計算書類承認

社外監査役の大森氏「依然問題残る」
荏原は27日、都内で提示株主総会を開き、2008年3月期の計算書類などが可決された。計算書類は、社外監査役の大森義夫氏が、元副社長の不正支出問題の調査が不十分などとして事業報告を承認しなかったため、総会の決議事項になっていた。
(日本経済新聞 2008年6月28日 16面)
【CFOならこう読む】
本件については、当ブログで6月7日にとりあげました。
http://cfonews.exblog.jp/8083580/

決算承認後、大森監査役は日経新聞記者に次のように語ったとのことです。
「総会で可決されても問題が完全に無くなったわけではない」
「(不正支出事件について)荏原の顧問弁護士に事情を聴こうとしたが会社から拒否された」
大森監査役の去就が注目されるところですが、
「私がすぐに辞めると、後に続く人が出にくくなるのでは」として、当面監査役の職にとどまる考えを明かしているそうです。

社外取締役、社外監査役の存在意義が問われている今だからこそ、大森監査役にはとことん頑張って頂きたいと思うのですが…。

荏原のように歴史のある会社が変われば、多くの会社が影響を受けると思うのです。

【リンク】
平成20年6月27日「当社第143期定時株主総会における計算書類の承認に関するお知らせ」株式会社荏原製作所
http://www.ebara.co.jp/ir/2008/pdf/news20080627a.pdf


by yasukiyoshi | 2008-06-28 08:34 | コーポレートガバナンス


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