吉永康樹の CFOのための読みほぐしニュース

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2008年 10月 16日

持合い株式の評価損-アデランスのケース

アデランス最終赤字8億円 8月中間
アデランスホールディングスは15日、2008年8月中間期の連結最終損益が8億3百万円の赤字(前年同期は5億6千8百万円の赤字)になったと発表した。従来予想は7億円の赤字。保有する大和生命株に評価損が発生した。
(日本経済新聞 2008年10月16日 16面)

【CFOならこう読む】
昨日アデランスは次のようなプレスリリースを公表しています。
「平成20年10月10日の大和生命保険㈱の破綻に伴い、当社の所有している同社株式(簿価701百万円)について、中間期において全額評価損として特別損失に計上いたしました。」
持合い株式には当然このようなリスクがあります。リスクに見合ったリターンが本当にあるのか、このようなリスクを取ってまで株式の持合いをする意味がどこにあるのか、株式持合いを行っている全ての会社が考えるべきであると、私は思います。

【リンク】
平成20年10月15日「業績予想の修正および特別損失の発生に関するお知らせ」株式会社アデランスホールディングス
http://www.aderans.co.jp/hd/pdf/news/2008/20081015.pdf


by yasukiyoshi | 2008-10-16 09:18 | コーポレートガバナンス


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