2008年 12月 13日

●資本政策詳解-ソーバル

【CFOならこう読む】
ソーバルの株式上場の概要は次の通りです。

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ソーバルは、1983年設立、人材派遣および業務請負による、ファームウエア(組み込みソフト)、ソフトウエア、ハードウエアの開発・評価サービスを展開する会社です。

公募価格は600円、2009年2月期見込みEPSが178.57円なのでPER3.3倍という極めて低水準での株式公開となります。

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ソーバルの主な資本政策は (表2)の通りです。

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2004年12月に持株会社である東海テックを吸収合併している点が特徴的です。

(表3)は、ソーバルの株主構成です。

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筆頭株主の2人は、椎津順一社長のご子息です。持分比率が共に28.43%、どちらかが後継者ということではないようです。現物株は社長及びその妻子と従業員持株会だけが保有し、その他役員のインセンティブは少量のストックオプションのみ、という非常に割り切った資本政策になっています。

従業員持株会の持ち株比率は上場直前時点で5.53%、他にストックオプションを従業員に薄く広く付与しています。

【リンク】
平成20年11月「新株発行並びに株式売買届出目論見書」ソーバル株式会社
http://www.sobal.co.jp/stockholder/mokuromisyo.pdf

by yasukiyoshi | 2008-12-13 11:15 | IPO


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