吉永康樹の CFOのための読みほぐしニュース

cfonews.exblog.jp
ブログトップ | ログイン
2007年 08月 27日

ティファニー銀座本店、ゴールドマンが坪1億8000万円で購入

米大手投資銀行のゴールドマン・サックスが米宝飾品大手のティファニーから東京都中央区の銀座本店ビルを約370億円で取得する。
http://markets.nikkei.co.jp/ranking/news/index.cfm?id=d2c2403j25&date=20070825&genre=c1

(CFOならこう読む)

すごい金額ですね。

東京の一等地の不動産価格の上昇は止まるところがありません。
長い目で見た場合、今後外資の日本進出が増えるにつれて
東京の商業地の需要は過熱していくことが予想されます。
したがってゴールドマンのつけた値段をもって「バブル」であると
言うことはできません。
ただしこれにつられる形で首都圏を中心に
住宅地の値段もあがっている点には注意が必要です。

少子化、高齢化が進む中で住宅の需要は
長期的に増加していくことはあり得ないと思います。

今後中古住宅が大量に余り、中古物件の市場が形成されるようになると思います。
そう考えると、今の住宅地の不動産は
すでに「バブル」であると言ってよいかもしれません。

by yasukiyoshi | 2007-08-27 08:40 | 不動産


<< 取締役報酬が21%増      防衛省、調達費抑制へ新方式・装... >>